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1981年8月に公開された東宝映画『連合艦隊』の主題歌として書き下ろされた。当時オリコンチャートで1位を獲得した。
当映画の監督である松林宗恵から作曲の依頼を受けた際に谷村は、戦争という重いテーマを扱った内容であることから即座に承服する事が出来ず、一度は依頼を断ったが、松林は主題歌を書いてもらうのは谷村以外考えられないとして時間をかけて自身の思いを話し、谷村を説得した。曲は戦争によって海に散った子に対する深い哀惜の念を、残された親の目線で謳ったものとなっている。
編曲を手掛けた服部克久が2020年6月に逝去した際に谷村は、「『昴』『群青』は、服部先生だからこそ出来た素晴らしい編曲によって代表曲となりました。寂しい気持ちでいっぱいですが、先生と一緒に作った作品を宝物とし、心からの感謝を込めて歌い続けていきたいと思っています。」とコメントを残した。谷村新司の澄んだ歌声と、壮大なメロディーが織りなす「群青」は、今もなお多くの人に愛され続けている名曲である
この歌詞の重さがこめられたメロディーを歌っていると泣けてくる曲で、命懸けで戦われた先人の方々の想いを刻んでくれる名曲だと思います。楽曲はもちろん素晴らしいのですが、アレンジもすごくて、なるべく原曲通りにピアノで再現できるよう、聴きこんで楽譜を作成しました。
piascore掲載「群青」ピアノ弾き語り楽譜
mucome掲載「群青」ピアノ弾き語り楽譜
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